(カナダ)でサステナブルな暮らし

カナダのど田舎へ移住し、手付かずの自然を前にようやく環境問題への意識が芽生えた30代主婦が 地球も自分も健康的でミニマルな生活を目指すブログです。

ユーコンに来たわけ➁

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前回の続きです。

 

www.yukon-style.com

 

 

彼が悶々としているのを見ていられなかった私は、特に深い考えもなく直感的に海外移住を提案しました。


彼は私から見たらネイティブ並にペラペラなので(あくまで私から見た場合です)

彼の英語力さえあれば何とでもなると当時は思っていたので、私としては彼が何に迷っているのか理解出来無かったのだと思います。

 

 

海外移住という方針は決まったけれど、じゃあどこに?


移住って事はその国で仕事をしてその国のお金を稼いで、その国で生きて行くって事ですよね。

そもそも私は海外旅行すらほとんど行った事が無い状態だったので、どの国に住みたいかなんて検討もつきません。

 

調べてみると住みたい国があったとしても、永住権が取れなければ住めないみたいだし、永住権の取り方も国によって随分違うようでした。。

 


彼の希望は東京のような都市ではなく、自然がいっぱいで人が少ない田舎。

海と山なら山の方が好き。との事でした。
私が調べに調べて候補に挙げた国は、オランダ、オーストラリア、ニュージーランド、カナダでした。

 

 

まずオランダが良いなと思ったのは、日蘭条約によって日本国籍所持者は就労ビザなしで働けて、かつ起業のハードルが低い上に

そこから永住権取得に繋げられそうだったからでした。

 

しかし調べているうちに、就労ビザなしで働けるという特典が無くなるという情報を得て諦めました。←全ていろんな方のブログなどで得た情報なのでどこまで現状と合っているのかは分かりません。


そもそもオランダって英語が第1言語じゃないのに(9割の人は英語話せるそうですが)よくもまぁ起業して…とかいう妄想が膨らんだなと今となっては思います。

 

 

 

 

次にオーストラリア

海外移住を決めるきっかけとなった地ですし、やはりここに住むのが彼にとっても1番幸せなんじゃないかと思いました。

 

しかしオーストラリアの永住権取得が年々厳しくなっている事や、不動産価格が高騰している事などをオーストラリア在住のボスから聞いて、諦めました。

 

オーストラリアで永住権を狙う場合は2年位カレッジに入学して調理師などのスキルを身につけた上で就職。

その後数年働いた後に永住権申請。

 

また申請はポイント制になっているのですが、自分が申請できる時(3〜5年後)までに制度が変わる可能性も十分にあるため、そんなに長い期間不安な気持ちと共に過ごすのは精神的に辛いなと思いました。

 

 

ニュージーランドは彼の友人が住んでいたので、詳しく現地の情報を教えてくれました。

やはりオーストラリアと同じように、永住権取得は年々難しくなってきているようでした。

 

ちなみにニュージーランドで永住権を狙う場合も、オーストラリアと同じようにカレッジ→就職という道を想定していました。


ニュージーランドは子育てに良い環境(制度)があるようで、家族で移住する日本人の方も多いのか、いくつかブログを読んでいましたがやはり現状は厳しそうだなという印象でした。

 

 

そしてカナダ

カナダも最初はオーストラリアやニュージーランドと同じような方法で永住権を狙う道を想定していた(というかそれしか最初は情報を見つけられませんでした)ので、

3つの国を比べるとカナダが1番可能性がありそうかな…という印象でした。


しかし私たちの学歴や日本での経験を考えると、ポイント制での申請は決して有利ではありません。

現状よりも制度が緩くなるという事はまず無いだろうと考えていたので、なんだかいよいよ海外移住って難しくない⁈と思い始めました。

オーストラリアのボスに養子にしてもらおうか…なんてジョークも、ジョークになってなかったような。

 


それでもまだ何か可能性があるかもと思い、毎日毎日調べまくっていたところ、ついにユーコンノミニープログラムに出会ったのでした。


これなら私のワーホリビザを使って挑戦できるし(確かこの時既に30歳の誕生日3ヶ月前位でした‼︎)、他州のノミニーより早く永住権が貰えそう!


そして何より、彼の求める大自然で人が少なくて山だらけ。

なんだか冬の気温があり得ない程低いけど、そこだけ目を瞑れば私たちにとっては最高のプランではないか!と思いました。

 

 

続く→→